こんばんは。
今回、LOG ウォーキング 編集長のあるお話を語ろうかと思います。
元々は、鉄道ファンでした
鉄道ファンと言ったら、撮り鉄が代名詞だけども編集長の場合、鉄道を乗る『乗り鉄』で古き良き鉄道を愛する、1人の鉄道ファンとして、日々の公共交通機関を見守ってきました。
しかし、成人になった途端、鉄道ファンとしての捉え方が大きく変わります。
社会人生活の多忙さで時間と労力を使う『鉄道』の趣味を考えるようになった
成人。つまり、社会人としての生活をはじめた途端、仕事の多忙さにより、時間と労力を使う『鉄道』の趣味を本気で考えるようになりました。
「何も得るものがない、『鉄道』の趣味を永遠に続けても意味があるだろうか? 本気で筋が通る趣味だろうか?」と。
そのことについて、他のネット上でも編集長と同じ考えを持つユーザーが多くいるみたいです。
さらに、成人 = 大人 になると、時間と労力で多くの富を得るようになり、時間と労力とお金の両立を考えた結果、それに見合わない『鉄道』を趣味として続けられないと半分、重い腰を上げて、鉄道の趣味を諦めようと別の趣味の検討を加速してきました。
現在、鉄道としての趣味をどう考えているの?
今現在の「鉄道としての趣味」をどう考えているでしょうか?
結論として、以前は鉄道としての趣味を100%に捧げることをやめ、98%を他の分野の趣味に充て、残り2%に鉄道としての趣味を残し、真っ当な人生を選びました。
100%、鉄道としての趣味を諦めているわけではなく、どんどんと鉄道としての趣味を地下化しています。
別にSNSで趣味を上げても、誰かに愚痴や文句を言われるだけですし、趣味の世界をSNSに投稿するのは、どうも腑に落ちない状況です。別に趣味をSNSに上げることを嫌っているわけではないです。趣味をSNSに投稿するのに、抵抗感が根深くあるからです。
将来的には、今ある公共交通機関を見つめていく人生になってくると思う
将来的には、趣味としての鉄道を辞め、今ある公共交通機関(飛行機,船舶,バス,タクシー,鉄道など)を見つめていく人生になっていくんじゃあないかなぁと思います。
今ある公共交通機関は現在、危機的状況へと陥っています。
一番の決め手として、新型コロナウィルスの感染拡大による、乗降客数の減少が原因と見られます。それは、鉄道に関係なく、他の公共交通機関が全て、共通の社会問題です。
公共交通機関の危機的状況は、全国各地の過疎化や少子高齢化社会などに直結します。
そのことを考えれば、今ある公共交通機関をどう、維持していくのか。どう残していくのか。それを真っ当かつ、謙虚で素直に考えて、今ある公共交通機関が5年、10年、20年、100年も残る公共交通機関として、現在、本気で考える時代だと見ています。
ネットで何年も消費者に向けて、情報を伝えて来た身で1つでも支えるきっかけになりたい。
今もずーっと、そのことで一杯です。
趣味として、鉄道を使うのではなく、沿線住民として、鉄道を使う【まとめ/さいごに】
新型コロナウィルスの感染拡大が落ち着かない中、世の中の公共交通機関のありがたみをひしひしと伝わる場面を現実世界で何度も目撃します。
公共交通機関がない未来を想像したら、ここから先、どう生きていけばいいのか。その先の不安が大きいです。
そうなってくると、趣味として鉄道を使うのではなく、沿線住民として、鉄道を使う。公共交通機関を使う生活にシフトすれば、公共交通機関を担う社員や会社からすれば、1つの固定売り上げにもなりますし、それを多くの利用者を増やしていけば、公共交通機関が5年、10年、20年、100年も残り続けると思うんです。
ここ最近のうごきとして、交通税の徴収を滋賀県が検討しています。
この案は、自治体が財政面で今ある公共交通機関を税金で賄えば良いのでは? とひらめいたアイディアです。
しかし、普段から鉄道を使わない住民からすれば、今ある財産を自治体の命令で血税を課すのに対し、怒りの声を上げることでしょう。
でも、自治体側がこのようなアイディアを出し、今ある公共交通機関がそれに賛成すれば、それで良いのでは? と思うんです。
交通税を徴収する方法は、たくさんあります。
初乗り運賃の一部分に交通税を含む案、定期券に交通税を含む案。
さらには、県市民税に交通税を加算する案。まだまだ考える余地があります。
もっともっと言うと、誰もが公共交通機関を積極的に使うような策を年中通して、取り組みとして導入するのはどうでしょうか? 例えば、移住者かつ、県市民税を10年以上、支払いを続けたら、交通税を支払う必要がない特例案。運転免許証を返納し、90歳までは、交通税の支払いの義務を課さない案。子どもが生まれ、保育所や幼稚園,幼保連携型認定こども園,認可外保育施設に預ける年齢までの間、子どもとその母親に対し、交通税を支払う義務を課さない案と色々と考えれば、たくさんあるんです。
どちらにせよ、交通税を導入する発想は、これまでになかったですし、今ある公共交通機関を残す意味からすれば、大きく筋が通りますし、交通税を導入する案には賛成です。
ですが、交通税をどのような人々に課すのかが、導入の1つの壁となります。
今ある公共交通機関を残す問題。課題が山積ですけども、様々な人々が今ある公共交通機関を残す方法をたくさん出して、積極的に公共交通機関を残す道を探っていけば、自然に街の過疎化の抑制や移住者の増加とたくさんいいことが起こることは、明確です。
今ある公共交通機関を大事に使って、大事に残すのかは、公共交通機関を主とする趣味で楽しむ方々もきっと、その画期的な案を持っているはずです。
でも、その案すらもっていないのであれば、公共交通機関を主とする趣味で楽しむのを今、本気で見つめ直したり、本気で考えるべきだと、胸を張って、はっきり言えます。